マスクとInfoMaker

ビルダーコラム

コロナ禍の影響で、マスクは本当に生活の必需品となりましたね。  ビフォアコロナでは、日本ではマスクは花粉対策や風邪気味の時などによく使われ、それ以外では建設や工事現場、医療現場などで専用のマスクがよく使われていました。  西洋では、雨が降っていても傘をささない人が多いとよく聞きますが、マスクについても同様で、英語ではマスクを『surgical mask(外科用マスク)』と呼ぶそうで、あまり普段使いはしないもののようでした。  観光などで来日した外国の人が、日本人のマスク率の高さを奇異の目で見る、といったことは、なんとなくですが分かるような気がします。

しかし、ウィズコロナの現在では、日本でも世界でも日常的にマスクをするのが当たり前になりました。  マスクを付けていないのは自宅の中だけで、それ以外では移動中も職場でもマスクをしている状況です。  緊急事態宣言解除後に、時々気の緩みか、外に出てからマスクをしていないことに気がついて、マスクを取りに慌てて引き返す、といったことも何度かあり、それほど、マスクは必需品になっています。

不織布マスクは一時手に入れることができなくなり、8割以上が輸入品という中国依存からの脱却に急遽迫られました。  マスク転売の問題もあり、その後徐々に、服飾生地からマスクを作ったり、ハンカチをマスク風に畳んで身につけたり、様々な素材のマスクがテレビやネットを賑わせました。  そして、大中小様々な企業によるマスク製造への参入があり、繰り返し洗って使えるマスクの普及があり、ようやくマスク騒動は収まったようです。

私たちは普段、超高生産開発ツールPowerBuilderをメインに取り扱っていますが、ちょっと目を横に向けると、そこにはInfoMakerという簡易レポーティングツールの存在が。。。  実は、InfoMakerはSybaseやSAP時代にはPowerBuilderにバンドルされていた製品でしたが、AppeonのものはPowerBuilderとは別販売となっており、日本では、市区町村などの地方自治体や、産業プラントを所有している企業などでご利用いただいています。  InfoMakerは、IT部門の方だけでなく、様々な部門の方が簡単にデータベースの情報から帳票を作成することができ、データ分析などに役立つPowerBuilderの子分的な便利ツールです。普段は控えめな存在ですが、今回のマスクと同じように、何かをキッカケにしてInfoMakerも大きく化けるかもしれないなぁ、と密かに楽しみにしている今日この頃です。

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