展示会出展報告(番外編):リアルとバーチャルの狭間で
PowerBuilder関連製品の展示会出展に関しましては、既に第一弾、第二弾と立て続けに、当サイトのカンファレンスページでレポートしておりますので、今回は裏話を交えつつ、ここだけの話を少しだけ。
まず最初に、これは多くの方々が想起されたかと思いますが、何故このような時期にリアルでの展示会出展を決行したか? 当初、展示会開催時期が2020年4月ということもあり、弊社内で展示会出展に関するタスクフォースを立ち上げたのが2019年6月。まだコロナやCOVIDという単語すら聞いたこともない時期でした。
その間、2020年1月28日(火)には、『Elevate 2019 Recap セミナー in Japan』を都内で開催しましたが、この前々週に厚生労働省のホームページで国内感染者(1例目)の報告がされております。正直に告白しますと、この時点ではまだ対岸の火事程度の認識しか持っておりませんでした。 その後はご承知の通り、緊急事態宣言が発令され、展示会自体の開催も10月へ延期となった影響で、今回に至ったというのが実情です。 もちろん、この時期ですので弊社内でも出展に関し甲論乙駁はありましたが、最終的に感染症対策を充分に施したうえで参加しようという決断に至りました。 結果論ではありますが、出展成果は第一弾、第二弾でもご報告の通り、まずは成功であったと考えております。
次に、何故今回のブースがハロウィン風になったのか?
これはかなり単純な話です。写真のロゴでも確認できますが、Appeon社のコーポレートカラーにオレンジ色が使われていることもあり、オレンジ色の使用はタスクフォースが立ち上がった初期の段階で、早々に決まっておりました。 また、床をオレンジ色、壁を黒色にすれば映えるのでは?、他社ブースより目立つことができるのでは?とのやや不純な発想ではありましたが、ブース案が確定した頃には既に、展示会用にオレンジと黒それぞれのパーカー、Tシャツを作成しておりました。その後会期が延期となってしまいましたが、たまたまハロウィンの時期と重なっていたこともあり、装飾がハロウィン一色になったというのが真相です。これも結果オーライであったと思っております。
最後に、何故2021年4月も(リアル)出展をするのか? PowerBuilderの開発主体がAppeon社に変わり、早々にWindows10対応版のPowerBuilderがリリースされ、更に明確なロードマップが提示されていることも大きく影響していると思いますが、ここ数年、旧バージョンから最新版へのマイグレーションや、アプリケーションそのものの改修、また新規開発を実施するお客様が増えてきていることもあり、弊社としても、今こそ対外的に『進化し続けるPowerBuilder』『PowerBuilderここにあり』を大々的にアピールしたいという思いがありました。
このような時期ですので、弊社もオンラインセミナーなどを視野に入れてはおりますが、それとは別に、今回のブース来場者から『PowerBuilderって何ですか?』とか『PowerBuilderを聞いたことが無い』という声が予想以上に多かったこともあり、 既存ユーザ様だけではなく、より幅広い層の方々に、PowerBuilderを認知していただくことの必要性を痛感した次第です。 来年4月、コロナ禍がどのような状況になっているか予断を許しませんが、来春にはPowerBuilder2019 R3日本語版のリリースも予定されております。 鬼が笑うような話ではありますが、来年4月は今よりも状況が良くなっていることを信じ、東京ビッグサイトでお会いできればと思います。
追記
今回、展示会主催者の企画で、弊社バーチャルブースの公開やチャットでのオンライン商談を実施し、多くの方々に閲覧や、直接のご連絡をいただきました。 正直なところ、使い勝手はまだまだといったところでしたが、リアルとバーチャルの狭間で、これから大いに活用されるものと思います。 次回も同様の企画があると思いますので、当日のご来場が難しい方は是非、バーチャルブースをご覧いただければと思います。
営業部 K