SaveAs で XLSX ファイルを出力する際にファイル名のみを指定するとクラッシュする
2022/10/11
SaveAs 関数で XLSX 形式の Excel ファイルを出力する際に、ファイル名のみを指定すると実行時にアプリケーションがクラッシュする事象が報告されています。
Bug ID | 6086 | ||||||
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Product | PowerBuilder JP | ||||||
ステータス | PowerBuilder 2019 で修正済 | ||||||
発生バージョン | EN | 12.6以前 | 2017 (R2) | 2017 (R3) | 2019 | 2021 | 2022 |
JP | 12.6以前 | 2017 (R2) | 2017 (R3) | 2019 | - | - |
※ :発生バージョン :解決済み、未発生 :未確認
(2017 以外のバージョンについてはリリースされている最新リビジョンでの状況です)
詳細
データウィンドウの SaveAs 関数で第 2 引数に XLSX! を指定して XLSX ファイルを出力する際、下記のように第 1 引数にファイル名のみを指定すると、実行時にアプリケーションがクラッシュします。
dw_1.SaveAs("sample.xlsx", XLSX!, true)
回避策
- ファイル名にフォルダーを含める
- ファイル名をフルパスで指定するか、参照パスとして “.\sample.xlsx” のようにフォルダーを含めることで、ファイルを出力することができます。