VDI の代替に…! 新しい「PowerServer」をご紹介!!

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今年の7月に、大阪・東京で PowerBuilder 2022 R3 日本語版リリースセミナーを開催しましたが、どちらの会場にも多くのお客様にご来場いただくことができました。

ご来場いただいた皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。

今回のセミナーでは、主に PowerBuilder / PowerServer 2022 R3 の新機能についてデモを交えながらご紹介をさせていただきました。PowerBuilder 2022 R3 で Windows 11 をサポートすることもあり、新バージョンに対するユーザー様のご感心は非常に高かったと思いますが、質疑応答のタイミングで多くのご質問をいただいたのが、新しく生まれ変わった「PowerServer」についてでした。

新旧 PowerServer の製品概要をセミナーで発表し、配布資料を セミナー開催レポート に掲載していますのご参照いただければと思います。また、新しい PowerServer の機能詳細や、構築から配布までの手順については、先日再公開したテクニカルブログ「PowerServer が生まれ変わります」でわかりやすくご紹介をしていますので、是非こちらも併せてご参照ください!!

今までの PowerServer も資産を有効活用して Web・Mobile アプリに簡単に移行できると、ユーザー様からご好評をいただいていましたが、アプリ全体を JavaScript ベースのアプリに変換される仕組みだったため、非互換・修正箇所もそれなりにあり、ご検討されていたユーザー様も検証途中で断念されるケースが少なからずありました。

しかし、新しい PowerServer はデータベースアクセス機能だけを Web API 化して、それ以外の UI やロジック部分は PowerScript をそのまま利用したアプリケーションをインターネット経由でクライアント PC に自動デプロイする仕様になっているので、非互換もほとんどなく、高速に3層システムを構築できるように変更されています。しかも、アプリの更新があっても専用ランチャーを経由して自動的にアップデートされるので、常にアプリを最新の状態にしておくことができます!
ダウンロード

PowerServer 2022 R3 日本語版は7月1日のリリースでしたが、実は既に英語版を使用して PowerServer 2022 のご検証を終え、ご提案の準備を整えられたユーザー様もいらっしゃいます。

先日、厚かましくも実際に PowerServer で実行されたアプリを拝見させていただく機会をいただきましたが、見た目や操作方法は PowerBuilder アプリそのまま。また、環境によって若干の変動はあるかもしれませんが、検証環境ではレスポンスについても PowerBuilder アプリとほぼ変わりがなかったと確認させていただきました。

(貴重なお時間、ご協力いただき、本当にありがとうございました。。。)

日本語版リリース前でまだ情報も少ない状況でのご検証だったため、手順や非互換の調査などに時間がかかったようですが、PowerServer 化の実作業については数日程度で終えられたとのこと。実はこちらのお客様では、以前の PowerServer(Web)をご検証いただいたこともありましたが、非互換もそれなりにあり、また未知の非互換もある可能性もあったため、ご検証を断念された経緯がありましたが、今回は E/U 様にご提案いただけるまでご検証を完了いただくことができました。

以前にもビルダーコラム『脱VDI』移行先はPowerServerで決まりで取り上げていましたが、最近では仮想環境をご利用されているユーザー様からコストの高騰により代替を模索しているといったお話が多く、その代替の候補の一つとして PowerServer にご感心をもっていただき、今回開催したセミナーや、お問い合わせフォームなどからご質問をいただくケースが増えています。

皆様のご検討・ご検証が円滑に進められるよう、今後ともコンテンツを充実させていただきますので、引き続き PowerBuilder Japan Portal をご覧いただければ幸いです。

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