C# 機能で PowerBuilder を強化する
2021/06/30
『SnapDevelop』 – REST APIとライブラリを高速に開発する軽量のC# IDE –
SnapDevelop とは?
Appeon 社が新たに開発した C# 開発専用の軽量な IDE で、PowerBuilder 2019 R3 以降のバージョンにバンドルされています。
また、以下のようなツールも提供されており、PowerBuilder の既存資産を活用してすばやく Web API の開発ができる IDE になっています。
- DataWindow Converter
- PowerBuilder の DataWindow を使用して、 C# データオブジェクトとモデルを生成できます。
- Scaffolding
- モデルから Appeon 社が開発した ORM SnapObjects を使ったコントローラー、サービスを自動で生成します。
- PowerScript Migrator (※)
- PowerBuilder の非ビジュアルオブジェクトに記述された PowerScirpt 構文や埋め込み SQL などを C# 構文に移植することができます。
- WebAPI Tester
- グラフィカルに WebAPI のテストやデバッグが可能なテストツールです。
- パラメーターの指定やレスポンスデータを視覚的に操作/確認することができます。
これらの機能により、PowerBuilder のソースコードからスピーディに Web API を開発することが可能です。
※ PowerScript Migrator は PowerBuilder CloudPro エディションにのみ使用できます。
『SnapDevelop』の詳細につきましては、下記サイトで迅速なコーディングおよびコード修正の高速化、統合されたデバッグ機能、 視覚的なREST APIのテストなど、動画を交えて紹介しておりますので、是非ご参照ください!!
参考事例『PowerBuilder と SnapDevelop を利用した 3 層構造のシステム』や『WebAPI連携システムへのマイグレーション』の詳細につきましてはマイグレーションページでも紹介しておりますので、あわせてご参照ください!!
Web API連携システムの構成例
PowerBuilder 2019 R3日本語版から追加された新機能、C# IDE 『SnapDevelop』をお試しいただければと思います。