PowerBuilder 2022 R3 日本語版リリースセミナー開催レポート
多くのお客様にお集まりいただき「PowerBuilder 2022 R3 日本語版リリースセミナー」を、7月17日(水)大阪、7月19日(金)東京の2会場で開催しました。
コロナ禍もあり、実に4年半振りとなったユーザー様向けのセミナーですが、Appeon社CEO Armeen Mazda様をお迎えし、基調講演として最新のPowerBuilder機能概要、新たに生まれ変わったPowerServerや今後のロードマップなどのお話をいただきました。
また、弊社プロダクトサポート部メンバーから、PowerBuilder 2022 R3 日本語版、PowerServer 2022 R3 日本語版の新機能を中心にデモを交えご紹介をいたしました。
PowerBuilder 2022 R3 日本語版では、待望のWindows 11正式サポート、リッチテキストエディット コントロールやUI テーマの機能強化、MDI ウィンドウの TabbedView のサポートなど、主に開発環境の新機能につきご説明。
また、PowerServer 2022 R3 日本語版では、従来(PowerServer 2020以前との比較)とは違った仕様でもあり、大きく生まれ変わったPowerServer(PowerBuilder との互換性が向上、IDE に統合されたデバッガーなど)のご説明をいたしました。
特に今回、仮想環境下でPowerBuilder構築システムを運用されているユーザー様も多く、度重なるコスト増もあり、PowerServerへのリプレースを検討したいという声も多くいただきました。
実際に欧米では、VDI運用からPowerServerへのリプレースをトリガーとした、旧バージョン(SAP版PowerBuilder)からのマイグレーション案件も増えてきているとのことですので、日本でも同様な事例が増えてくるものと想定しております。
また、世界最大のPowerBuilder市場である北米に次いで、二番手に位置する中南米(主にメキシコ、ブラジル、ペルー)では、全く新規のPowerBuilderユーザー様が増えているということで、今後のPowerBuilder市場にとっても興味深いエピソードが披露されました。
今後、2025年10月14日のWindows 10サポート終了を前に、PowerBuilder 2022 R3 日本語版へのマイグレーション案件が拡大するものと見込まれておりますので、PowerBuilder Japan Portalのコンテンツ拡充のみならず、開発パートナー様との協業も更に進めて参りたいと思います。
なお、PowerBuilder最大のイベントである『Elevate 2024』は、今年も前回同様、オンラインカンファレンスとして、2024年12月2日(月)、3日(火)の2日間で開催されます。
席上発表されたPowerBuilder、PowerServerの最新情報につきましては、下記PDFをご覧ください。
✅『PowerBuilder 2022 R3 日本語版機能紹介』
✅『PowerServer 2022 R3 日本語版機能紹介』