最近多いお問い合わせ【2025】

毎年恒例!? の最近多いお問い合わせのご紹介です。例年6月に公開していましたが、最近結構いただくお問い合わせがあり、今年は少し早めに公開します。
昨年は PowerBuilder / InfoMaker サブスクリプションライセンスに関する「購入・使用できるバージョンについて」のご紹介をさせていただきました。当時は PowerBuilder 2022 R3 のリリースが近づいていたこともあり、マイグレーションをご検討いただくお客様が多かったことからこのお問い合わせが増えていたのだと思いますが、最近では2024年7月にPowerBuilder 2022 R3 と同時にリリースされた「PowerServer 2022 R3」へのアップグレードに関するお問い合わせも増えてきましたので、ご紹介をさせていただきます。
PowerServer 2022 R3 へアップグレードする場合の費用について
PowerServer 2022 R3 がリリースされて半年以上が経過しましたが、ありがたいことに導入をご検討いただき、既に検証を完了されているお客様もいらっしゃいますが、ここ最近、PowerServer「2020」までのバージョンをご利用のお客様からも「2022 R3」へのアップグレードに関するお問い合わせを複数いただいています。
当コラムをご覧になられている方は既にご存じの方がほとんどかと思いますが、PowerServer「2020」以前と、PowerServer「2022 R3」以降(英語版だと 2021以降)では製品の仕様が大きく変更され、ライセンス体型や価格にも変更が加わっています。また、従来の PowerServer をご利用のお客様は「2017」をご利用されているケースが多く、製品のメンテナンス終了、また開発環境として使用している「PowerBuilder 2017 R3」が Windows 10 までのサポートとなっていることから、メーカーサポートが提供されているバージョンへのアップグレード、また Windows 11 への移行を検討され、お問い合わせが増えてきているのではないかと推測しています。
製品の仕様については、これまでにもプロダクトページやテクニカルブログ、コラムなどでもご紹介をさせていただきましたので、ここでのご紹介は割愛させていただきますが、ライセンス体系については、半永久ライセンス+年間の保守(Standard Support)の組み合わせで購入するか、年間のサブスクリプションライセンス(使用権+保守)で購入するかを選択できるようになっています。PowerServer 2020 までは半永久ライセンス+年間保守の組み合わせでのみ提供されていましたが、サブスクリプションでの購入も選択できるようになり、初めてのお客様も導入しやすくなったのではないかと思います。ライセンス体系や価格の詳細はPowerServer の価格ページをご参照ください。
仕様や価格などが変更となったため、PowerServer 2020 以前をご利用のお客様も PowerServer 2022 R3 を使用する場合はライセンスの買い直しになるのか?と、懸念されてしまうこともあるかと思いますが、現在も Standard Support を継続更新していただいているお客様であれば、追加費用なしで PowerServer 2022 R3 へアップグレードすることができます!(セッションの追加などがあれば別途費用はかかります。)

今回も最近多いと感じたお問い合わせを1つご紹介させていただきました。また気になるお問い合わせ等があった場合はコラムでご紹介をさせていただければと考えています。
何かご不明な点やご相談ごとなどがありましたら、今後ともお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。