一昨年の白昼夢が正夢に?! PowerBuilderが好調です

ビルダーコラム

2021年最初のビルダーコラムです。

2020年は本当に激動の年となってしまいましたが、本年も年明け早々に緊急事態宣言が再び発出されるなど、予断を許さない状況が続いておりますが、少しでも早く落ち着きを取り戻せる日が来ることを祈るばかりです。

コロナ対策と経済対策の両立は難しい、成り立たない…という論調もありますが、そのような中においても、各国の経済活動は粛々と進んでいるようです。 前回のビルダーブログの主題と重複しますが、Appeon社とのWebミーティングの際、2020年度のPowerBuilder事業概況の説明を受けました。
メーカー非公開のため詳細はお伝え出来ませんが、2020年1月~12月ワールドワイドでのPowerBuilder販売総数が対前年比2桁成長であったこと。また、例年トップのアメリカを筆頭に、ほぼ各国の販売数が対前年比を上回るなど、確実にAppeon版PowerBuilderが市場に受け入れられていることが充分に分かりました。

また、日本に目を向けますと、上位各国の中では断トツの対前年比140%増を記録することができました。前回コラムに引き続きしつこいようですが、ご利用されている皆様に重ねて感謝を申し上げます。
※一昨年のコラムで夢のような話を書きましたが、今はそれが現実に近づきつつあることを実感しております。

しかしながら、昨年のワールドワイドでの状況を知るにつけ、個人的にさまざまなことが思い起こされました。 私がPowerBuilder事業に関わり始めた頃、当時のメーカー担当者からよく言われていたことが、『全世界のPowerBuilderライセンス販売数のほぼ10%が日本』とのこと。 PowerBuilderのローカライズ(現地語)版をリリースしているのが日本だけということもあり、この販売比率の維持が総販売代理店の責務の一つとすら感じておりました。

ただここ数年、飛躍的に伸び続ける各国の販売数に追随することもできず、一時的とはいえ販売比率は5%台にまで落ち込む低迷期を迎えてしまいましたが、2019年から2020年にかけ、ようやく8%近くまで回復をしてきましたので、2021年はまず10%台に返り咲くことを最大の目標とし、いわゆるV字回復を果たせるような活動をして参ります。

UP

今年はPowerBuilder日本語版としては最新のPowerBuilder2019 R3がリリース予定となります。まだ正式なリリース日は確定しておりませんが、個人的には6月30日(水)になると良いなと思っております。 翌7月1日(木)は30年前のこの日、PowerBuilder1.0 GA版がリリースされた記念すべき日でもあるからです。

それはさておき、新バージョンに合わせ開発計画を立案されているユーザ様も多数いらっしゃいます。少しでも早くリリースできるよう作業を開始しておりますので、日程確定までいま少しお待ち願います。

先週、国内で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されてから1年が経ったとのニュースを見ましたが、当時はここまで長期化するとは想像もできませんでした。 パンデミック終息宣言はいつになるのか?また、本当にオリンピック・パラリンピックは開催されるのか?など、まだまだ予測不能なことが多過ぎます。

そのような中、確かに言えることは、世界中でPowerBuilderの販売数が右肩上がりで推移していることと、Appeon社が提示する製品ロードマップが順調に具現化されていることです。 2021年も大変な年となりそうですが、引き続きPowerBuilderへのご愛顧をいただければ幸いです。

本年もどうぞよろしくお願いいたます。

営業部 K

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