Z世代とPowerBuilder

PowerBuilder こぼれ話

季節は7月…新入社員も集合研修を終えて配属間もない季節ですね。  営業職も業務スタッフ職そしてエンジニア職の誰もがいよいよ社会人としての正式なスタートを切ったところでしょうか?  コロナ禍の中で、なかなか同期との飲み会も出来ず、新歓飲み会で先輩諸氏の「俺たちの新人時代はね」との恒例の講釈を居酒屋で聞くこともなく日々淡々と(四苦八苦と?)仕事に取り組んでいることでしょう。

さて、今年は特にマスコミやメディアで新入社員世代を「Z世代」と捉えて特集を組み、またマーケット市場も近い将来の主要購買層として考え、商品企画や情報提供に試行錯誤しています。  「団塊の世代」「新人類世代」「バブル世代」「ゆとり世代」とこれまでもずいぶんと定義や揶揄することが多かったのですが、唯一違うのは「Z世代」とはどうやら先進諸国的なワードのようですね。

概ね世界的な認識として特にITと絡めて表現されるのは

  • X世代:1965年~1980年頃の生まれ…デジタルイミグレイト
  • Y世代:1980年~1995年頃の生まれ…デジタルパイオニア
  • Z世代:1995年以降の生まれ…デジタルネイティブ
働く目的

でありY世代とZ世代をまとめてミレニアル世代と括っていましたが、明確に15年程度?で分けたのでしょうか?  いずれにしてもZ世代は、生まれた時からインターネット・スマホ(携帯)・SNSの中で育ってきた歴史があり、明らかに「これから社会で活躍する」ことが期待されている世代と言えるでしょう。  「じゃあZ世代の次は何て呼ぶの?」というギクッとする疑問はさておいて、PowerBuilderがこの世代の親世代に登場したことが大変興味深いと思います。  それこそ仕事場でPowerBuilderを使いさまざまな業務システムを開発し、手応えを感じたり失敗したりしながらの日々、疲れて家に帰れば無垢な笑顔で両手を広げて迎えてくれた我が子が、今は同じ社会人として働く時代になったのです。  ましてや、当時にPowerBuilderで開発したクラサバシステムが、幾度か姿を変えながらも根幹のビジネスロジックを保ちつつ今尚、現役バリバリで使われ続けているとしたら…?

それは「エ~まだ動いてんだぁ?」との耳障りな軽口より、「へえ~今も?ですか。  でも、これほど長く稼働しているのは、それだけ価値があるシステムなんですね。」との言葉には、いろいろと自ら考えさせられることが多いと思います。  素直に嬉しい反面、「確かに…なぜ?稼働し続けることが出来ているのか?なにが評価されている?」と開発者自らが真摯に省みることに繋がり、そして次世代にどのようにバトンタッチさせるか?に大きな責任を感じることでしょう。  つまりは、何を引き継ぐのか?が、肝要なことであり「時代や環境の変化に対応してきたシステム」として、どのようにZ世代に継承していくか?のテーマに行き着くと思います。

当初の開発者は、もれなくX世代すなわち昭和生まれですが、案外Z世代の方々には「昭和」はキラキラと煌めく憧れの時代であるようですよ。  最近、街角にある純喫茶にはなぜか若い方が溢れ、騒ぐでもなく静かに珈琲を嗜んでいる。  モノラル中古レコードを買う大学生が増えている。  「街の銭湯」は、ランニングコースのゴールとしてPRされ、若い世代がお風呂に入りに来る。

昭和の生活

西武園ゆうえんち内の「夕日の丘商店街」も昭和感満載にリニューアルしたのはメインターゲットがZ世代とのこと。  生まれた時から、デジタル環境の中で育った世代は、中高年の方々が時々SNSにアップする「非日常的な出来事や場面」は極力投稿せず、「日常の一部」の投稿で日々なにがしかの繋がりを持つ本当にデジタルネイティブにSNSを使う。  しかし、それでもデジタル環境のストレスが溜まり、アナログなコトや場所に心の安らぎと「非日常」を求めるのかも知れませんね。

PowerBuilderは、お蔭様でユーザー様に支えられ叱咤激励をされ続けて30年の歴史を刻むことが出来ています。

本当に感謝しかありません。  その歴史の中でビジネスを支え続けているのは、PowerBuilderで開発したシステムそのものだということです。

そして今年の6月30日に満を持してPowerBuilder2019 R3日本語版が、無事にリリース出来ました。  C/Sシステムからクラウド環境まで柔軟に対応し、開発者の生産性をさらに向上させるだけでなく利用者にも優しい機能も増えました。  Z世代のこれからのエンジニアの部下や後輩の方々に、皆様個々のPowerBuilder開発物語を淡々と伝えながら、新しい時代にそのノウハウや経験を繋げていただきたいと思います。

そして、やがて彼らの「日常」にPowerBuilderがシッカリと寄り添っている姿を思い浮かべています。

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