今日はなんの日?
本日2月29日は閏日!なので今年は閏年になりますね。何かの調整で4年に一度1年が366日になるというくらいのざっくりとした認識だけもっていましたが、なんのための日なのか気になったので少し調べてみました。
ということで本日のコラムは PowerBuilder とはまあ関係のない、閏日(閏年)についてメモ書き程度のお話になります。諸々諸説あるようで正しい情報とは限りませんので、ご容赦ください。
閏日(閏年)について
約4年に一度、2月に1日増やした日が閏日になります。世界の多くの地域では2月の最終日を閏日としているようですが、一部の地域では2月24日を閏日としている国もあるみたいです。閏日が入る年は1年が366日になり、閏年になります。(「閏」は平年より月日が多いことや、本来あるものの他にあるものを意味するみたい)
ちなみに平年はその前年の同じ日から1つだけ曜日がズレるけど、閏年の翌年は2つズレることになるから、英語圏では閏日を「leap day」と言ったり、また「intercalary day」とも言うそう。
閏日(閏年)の目的
平年私達は1年を365日として過ごしていますが、地球が太陽の周りを一周するのに約365.2422日かかるようです。このズレを放置したままにすると暦と季節のズレが生じてしまうため、補正するために約4年に一度「閏日」入れられているとのこと。先程から「約4年に一度」と言っていますが、0.2422を4で掛けると0.9688になるので4年に一度1日追加するとまた少しズレてしまいますね。なので、正確には4年に一度ではなく、400年に97回閏年があるようです。
ではどのタイミングで閏年になるのでしょうか、閏年になるか平年かのルールは下記のとおり。
1.西暦年が4で割り切れる年は閏年
2.ただし、100で割り切れる年は平年(例、2100年、2200年など)
3.しかし、400で割り切れる年は閏年(例、2000年、2400年など)
ちょっとややこしいですが、このルールだと2096年は閏年で、次の閏年は8年後の2104年になるのかな?まあ、私は生きてないと思うので生きているうちは4年に一度閏年になるという認識でほぼあっていました。極端ですが閏日がないとそのうち季節の開始時期が変わって、海の日が冬になってしまったり、仕事への影響なども考えられますね。
ちなみにこの平年1年間を365日、400年に97回閏年とする太陽暦(グレゴリオ暦)は1582年10月15日(グレゴリオ暦)から行用されている暦法のようですが、1582年10月4日までは「ユリウス暦」が用いられていて、平年は1年を365日として4年ごと(400年に100回)に閏年としていたそう。これだと加え過ぎていて400年で約3日分太陽の動きとズレてしまいます。そのため1582年にローマ教皇グレゴリオ13世がユリウス暦の改良を命じて作られたのが現在のグレゴリオ暦。ユリウス暦と比べて格段に精度が向上されていて、ざっくり3,200〜3,300年に1日しかズレないとか。そんな昔からこんな精度の計算ができるなんて驚きです。ちなみに日本で太陽暦(グレゴリオ暦)が正式に使用されるようになったのは明治6年(1873年)1月1日からで、それまでは太陰太陽暦。
なぜ2月が短かいのか
いろいろ調べていると、なぜ閏日が2月で、2月だけ28日しかないのか気になったので調べてみましたが、現在私達が使用しているグレゴリオ暦は遡ると古代ローマ時代に作られた「ヌマ暦」がベースとなっていて1年が355日しかなく、農作業を始める時期として現在の3月が年始、2月が年末となっていたそう。また、当時のローマ人は偶数を不吉な数と考えられていて、縁起のいい数字として1ヶ月を29日と31日にしていたみたい。ただし、それだとどうしても1カ月だけ28日になってしまうので、年の最後の月の2月だけ28日になったとのこと。この時は大凡2年に一度2月を23日までにして、翌日から27〜28日間の閏月を入れることで補正していたようです。(間違っていたらすみません)
2月29日
調べれば調べるほど他のことも気になってきりがありませんが、2月29日は富士急の日だったり、ニンニクの日だったりするみたいですね。誕生日や何かの記念日ではない人にとっては普段より1日多いだけの日かもしれませんが、せっかくなので私はニンニクを使った料理をいただく日にしたいと思います。