一度使うとやめられない、高生産性の要であるDataWindowの持ち味
PowerBuilderユーザーのお客様の熱い声
PowerBuilderユーザーのお客様とお話をさせていただく中で、私たちからの「PowerBuilderを利用する最大の要因はなんですか?」という質問には、即座に「DataWindowがあるから」という嬉しいお言葉が返って来ます。
以前、打ち合わせをしたお客様からは、「PowerBuilderで作成されたアプリケーションの他言語への移行を迫られ比較的小規模なアプリケーションから移行をはじめたが、移行後のアプリケーションを保守していく中で生産性がガクッと落ちてしまい最終的にPowerBuilderに戻しました」というお話がありました。その方からは「やっぱりDataWindowを利用するとアプリケーション開発の生産性が格段に上がりますからね」と満足そうなご感想もいただきました。
また、他言語開発のユーザー様が、お試しでPowerBuilderを利用した際の感想では、「特に帳票の作成時は微調整に非常に苦労していたが、DataWindowを利用した帳票作成はプレビューで常に確認しながら作成ができるので素晴らしい、この機能を使えば簡単でスピーディーに開発できる」といったお褒めの言葉をいただきました。
なぜ、DataWindowは、このような高評価がいただけるのでしょうか?
以下に、アプリケーション開発の生産性を高める真髄であるDataWindowについての特長をいくつかご紹介します。
変幻自在なデータ表示
DBから取得したデータをこのA画面ではグリッド形式で表示したい、B画面では自由(カスタマイズ)形式にしたいということが往々にしてあります。通常は、その形式毎にゴリゴリとプログラミングするわけですが、DataWindowを使えば最小限のプログラミングでこの処理を実現できます。
なぜならDataWindowには豊富な提示様式があらかじめ用意されており、ノンプログラミングでデータの表示方法をしかも色々なデザインを選択して自由自在にレイアウトすることが可能になっているからです。
気軽でサクサク自由にファイル出力
DataWindow上に表示されているデータをCSVやEXCEL、PDF等に出力する際に「SaveAs」メソッド一つで出力可能であるため、データのファイル出力がローコードで実現できます。同じテーブル(データ)を出力する場合でもプログラム修正を行うことなく、出力形式を変更するだけで見栄え感を簡単に変更できます。
秀逸の帳票作成機能
データを帳票として出力する場合、改ページ制御やページ/グループごとの集計値算出などを行うには何かと手間と確認作業が増えます。しかも、改ページや集計値、各項目の出力位置は、実際に出力して現物確認し、何回も微調整をしないと完成しないことが多々あります。
DataWindowでは画面作成と同じ要領や感覚で帳票作成が可能です。ペインタ上で容易に出力項目の定義やページごとの集計値、出力位置を微調整しながら変更ができるので、ノンプログラミングで簡単に帳票作成が行えてしまうのです。今までゴリゴリとプログラミングした工数が、大きく削減できるので開発効率がかなり向上します。
もちろん、帳票用のサードパーティー製ツールに頼らずにIDE製品として開発が完結しますのでローコストです。
SQL文書かずに…データ操作?
DataWindowを利用すれば、接続されているデータベースのデータ取得~表示までをSQL文を書くことなくGUI操作で直感的に設定できる上、表示形式をさまざまなレイアウトを選択しながら自由自在にIDE上で表現できます。
またUpdate文、Insert文、Delete文などのデータ操作用のSQL構文は自動生成されるので、極めてローコード開発が可能な機能なのです。
いかがですか?PowerBuilder自慢の機能であるDataWindowについてのメリットの一端をご紹介しました。
もっと詳しく、なぜこのような実装が可能か?そして内部的にどのように処理されているか?
この疑問に対しての回答の一部にはなりますが、ご関心のある方は、当サイト内のテクニカルブログ初心者シリーズ内で紹介していますので、是非確認(クリック)してみてください!
マイグレーション