生成AIも太鼓判⁈ PowerBuilder活用
2024年も残すところあと数日となりました。今週末には業務終了というお客様も多いかと思いますが、お陰様でPowerBuilder事業は昨年に引き続き、対前年比10%を超えるライセンス販売を達成することができました。
これもひとえに、日頃からPowerBuilderをご愛顧いただいているユーザー様のご理解、ご協力の賜物と心より御礼申し上げます。
さて、本年最後のビルダーコラムの主題として、『PowerBuilder活用』を取り上げさせていただきました。
PowerBuilder活用というキーワードで、生成AIに聞いてみたところ、下記のような回答でした。少し長いですが引用させていただきます。
PowerBuilderは、企業のアプリケーション開発に特化した開発ツールで、特にデータベースと密接に連携する業務アプリケーション開発に強みを持っています。その特徴である高速な開発環境、簡単なデータアクセス、ビジュアルなUI 設計ツールを活用して、さまざまな分野で利用されています。以下に、PowerBuilder の主な活用事例をいくつか挙げます。
このトレンドは、企業がよりコスト効率的で柔軟なITインフラストラクチャを求める中で、今後も注目されるテーマとなるでしょう。
1. 金融業界(事例: 銀行業務システム、用途: 融資管理、顧客管理システム)
大量のデータを効率的に処理可能。
データベースとの統合が簡単に、随時データを扱いやすい。
メンテナンス性が高く、どのシステムの改修もスムーズです。
2. 製造業(事例:生産管理システム、用途:生産計画、在庫管理、サプライチェーン管理)
高速なデータ処理能力により、製造現場の限界情報を把握することが可能です。
UI設計が簡単のため、作業者が使いやすいインターフェースを構築できます。
3. 公共機関(事例:自治体行政システム、用途:住民情報管理、税金管理システム)
長期運用が可能であり、低コストでのシステムが可能です。
柔軟なカスタマイズにより、特定の行政ニーズに対応可能です。
4. 小売・流通業界(事例:顧客管理システム、用途:販売管理、ロイヤルティプログラム)
大量の取引データを迅速に処理し、売上分析を支援します。
データベースを活用した顧客情報管理が簡単にできます。
PowerBuilderは、特にその歴史的背景から、多くの企業で現在も重要な役割を果たしており、その進化も続けられています。
最近、生成AIに問い掛けるケースが多くなっておりますが、多少の??はさておき、上記の回答を見ていると、各業界で具体的なお客様がいくつも思い浮かびますので、その精度には驚くばかりです…。
特にここ数年、金融系のお客様のマイグレーション案件が増加しており、比較的大規模システムが多いことがライセンス販売数増につながっております。
また、製造業も急激な為替変動をものともせず活況傾向で、特にPowerBuilder製の生産管理システム系のパッケージベンダー様からのご注文も急拡大しており、ライセンス販売増に直結しております。
ほんの数年前まで、『PowerBuilderって大丈夫?』『PowerBuilderってまだ販売しているの?』と問い掛けられていたのが嘘のように、いまは右肩上がりの販売数の更なる拡大を目指して活動を続けております。
その重要な施策の一つとして、『PowerBuilder活用事例』の作成があります。
2021年からAppeon版PowerBuilderへマイレーションを実施されたユーザー様を対象に、9社(2024年12月現在)の事例を作成させていただきました。
『PowerBuilderユーザーの具体例が知りたい』『どういうところが使っているの?』『他社はどのような使い方をしているのだろう』といったお声は多く、『PowerBuilder活用事例』をご覧になったユーザー様からは、『こんな活用の仕方があるんだ』『データウィンドウでこんな複雑な帳票を作成しているの』『この機能はうちも試してみたい』と、たくさんの反響をいただいております。
現在、第二創成期ともいうべきPowerBuilder市場の更なる活性化を推進するうえでも、これからも可能な限り『PowerBuilder活用事例』を作成させていただきたいと考えております。
ご多忙な開発現場のご担当者様にご依頼するのは恐縮ですが、これからも是非ご協力をいただければ幸いです。
2024年は7月1日のPowerBuilder 2022 R3 日本語版リリースに照準を合わせ、ユーザー様にご来場をいただくセミナーを大阪、東京で開催、またFacebook広告やショート動画、地上波テレビ番組でPowerBuilderを紹介するなど、今までにないプロモーション企画も推進させていただきました。
また、来期はまだ緒についたばかりではありますが、このPowerBuilder Japan Portalのリニューアルも計画しておりますので、乞うご期待ください。
これで、今年最後のビルダーコラムを終わらせていただきます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。