テーブルにスキーマ名を付与しない場合、カラム名が “compute_####” となる
2019/05/22
データベースのカラム名に全角記号や特殊文字を使用している場合、テーブルにスキーマ名を付与しないと作成したデータウィンドウのカラム名が “compute_####” となる不具合が確認されています。
Bug ID | 1185 | ||||||
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Product | PowerBuilder JP | ||||||
ステータス | PowerBuilder 2017 R3 日本語版 MR (Build 1892) で修正済 | ||||||
発生バージョン | EN | 12.6以前 | 2017 | 2017 R2 | 2017 R3 | ||
JP | 12.6以前 | - | 2017 R2 | 2017 R3 |
※ :発生バージョン :解決済み、未発生 :未確認
詳細
下記条件のすべてを満たす場合、作成後のデータウィンドウで全角記号や特殊文字を使用したカラム名が “compute_####” となります。
- Oracle ネイティブインターフェイス (ORA, O10, O90) を使用している
- 「大文字/小文字の区別」に「オン」 (MixedCase=1) を指定している
- FROM 句のテーブル名にスキーマを付与していない
- 取得するデータベースの列名に全角記号や特殊文字を使用している
この事象は SyntaxFromSQL 関数でデータウィンドウのソースコードを作成した場合にも発生します。
回避策
本不具合に関する回避策は以下となります。
- 発生条件を満たさないよう変更する
- 前述した4つの条件のいずれかを満たさないように変更してください。
- 記号を含む列に別名を指定する
- 記号を含む列名に対して、記号を含まない別名を指定してください。