出力したExcelファイルがオープンできない
2019/12/27
PowerBuilder12.1以降において、SaveAsメソッドを使用してXLSXファイルを出力した場合にファイルがオープンできない不具合が確認されています。
Bug ID | 2007 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Product | PowerBuilder EN/JP | ||||||
ステータス | PowerBuilder 2017 R3 日本語版 MR (Build 1915) で修正済み | ||||||
発生バージョン | EN | 12.6 | 2017 | 2017 R2 | 2017 R3 | ||
JP | 12.6 | - | 2017 R2 | 2017 R3 |
※:発生バージョン :解決済み、未発生 :未確認
詳細
データウィンドウのSaveAsメソッドを使用して、最終行を除くいずれかの行に空行(全カラムがNullの行)が存在するデータをXLSX形式でExcelファイルに出力した場合、ファイルオープン時にエラーが発生(’ファイル名.xlsx’ の一部の内容に問題が見つかりました。~)しオープンに失敗します。
回避策
本不具合に関する回避策は以下となります。
- 空文字をセットする
- 空行のいずれかのカラムに空文字(“”)をセットしてください。
- OLEを利用して出力ファイルを編集する
- 空行がない状態でファイル出力し、出力されたExcelファイルに対してOLEを利用して空行を挿入してください。