ペインタでEditMaskカラムを選択すると変更されたとみなされる
2019/12/27
PowerBuilder12.1以降において、すでに配置されているEditMask様式のカラムをデータウィンドウペインタ上で選択しただけで、変更されたとみなされる不具合が確認されています。
Bug ID | 2569 | ||||||
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Product | PowerBuilder EN/JP | ||||||
ステータス | PowerBuilder 2017 R3 日本語版 MR (Build 1915) で修正済み | ||||||
発生バージョン | EN | 12.6以前 | 2017 | 2017 R2 | 2017 R3 | ||
JP | 12.6以前 | - | 2017 R2 | 2017 R3 |
※ :発生バージョン :解決済み、未発生 :未確認
詳細
データウィンドウをペインタで表示後、EditMask様式のカラムをクリックして選択、またはコントロールリストから選択しただけで、ペインタのタイトルに “*” が追加されて変更扱いとなり、ペインタを閉じる時に確認メッセージが表示されます。
内容を変更せずに保存した場合、条件によって変更される情報が変わります。
- データウィンドウを作成したバージョンが使用しているIDEのバージョンと同じ場合
- データウィンドウの更新日時と最終コンパイル日時、データウィンドウが含まれているPBLの更新日時が変更されますが、データウィンドウのソースは変更されません。
- データウィンドウを作成したバージョンが使用しているIDEのバージョンより古い場合
- データウィンドウの更新日時と最終コンパイル日時、データウィンドウが含まれているPBLの更新日時、データウィンドウのソースで保持されているバージョン情報が変更されます。
- 使用しているIDEのバージョンで追加されたデータウィンドウのプロパティとデフォルト値がデータウィンドウのソースに追加されます。
なお、この変更によるデータウィンドウの動作への影響はありません。
回避策
現時点で回避策は見つかっていませんので、EditMask様式のカラムが配置されているデータウィンドウを編集する際はご注意ください。