Appeon End-of-Life Policy
※このページは、2019年2月4日時点のAppeon.com掲載ページを日本語訳したものです。 Appeon.comのページは予告なく変更される可能性があるため最新の情報でない場合があります。 また、正式には英文の内容が有効となりますので、Appeon.comのAppeon End-of-Life Policy ページも参照してください。
範囲
このEnd-of-Lifeポリシー(EOLポリシー)は、2018年8月10日から有効であり、以前のすべてのバージョンから置き換えられます。
このEOLポリシーは、すべてのAppeon製品(ソフトウェアプログラム)に適用されます。 また、各ソフトウェアプログラムのライフサイクルと、この期間中に利用可能な技術サポートの種類を定義します。 Appeon社は、180日前までにAppeonウェブサイトへ通知を掲載することでEOLポリシーを変更する権利を保有します。 このため、このページは定期的に確認することをお勧めします。
製品バージョン管理
Appeon社は、以下のバージョンのソフトウェアプログラムを作成します。
- メジャーバージョン
- リビジョン
- LTS または Long-Term Support バージョン
- MR または メンテナンスリリース
- EBF または 緊急バグFix
メジャーバージョンは、多くの新機能を含むソフトウェアプログラムのバージョンです。 すべてのメジャーバージョンは、Appeon社の完全な品質保証プロセスを通過し、多くのメジャーバージョンはいくつかのベータテスト(品質と製品ロードマップの迅速な提供を両立させるため、プライベートベータプログラムは繰り返し行われます)を受けます。 メジャーバージョンは、年番号の違い(たとえば、PowerBuilder 2017 と PowerBuilder 2019)で識別できます。
リビジョンは、基本的にソフトウェアプログラムのマイナーバージョンです。 リビジョンはいくつかのマイナーな新機能を含むメジャーバージョンで、通常は最新(リビジョンGA時点)のバグFixが組み込まれています。 すべてのリビジョンは、Appeon社の完全な品質保証プロセスを通過しますが、リビジョンは基本的に比較的リスクの低いバージョンであるためベータテストは行われません。 リビジョンは、メジャーバージョン番号に追加された頭字語”R”(たとえば、PowerBuilder 2017 R3)で識別できます。 メジャーバージョンへのリビジョン導入は、そのメジャーバージョンのEOMM日を延長するものではありません。
LTSバージョンは、長期サポートの対象となるメジャーバージョンまたはリビジョンです。 選ばれたメジャーバージョンまたはリビジョンのみがLTSに指定され、比較的高度な信頼性を確保するために通常は一定期間市場に出た後に指定されます。 LTSバージョンは、最低60か月間のスタンダードサポート[1]を受けることができ、次期LTSバージョンのスタンダードサポートとの重複期間は、最低18か月(次期LTSバージョンへの移行に十分な期間)あります。 LTSバージョンは、遅いペースでアップグレードする予定のユーザーや製品ロードマップで計画されている機能を緊急に必要としないユーザーにお勧めします。
MRは、メジャーバージョンまたはリビジョンのバグFixを集めたもので、新しい機能は含みません。 すべてのMRは、Appeon社の完全な品質保証プロセスを通過します。 MRは、付属のReadMeドキュメントを読むか、適用可能なメジャーバージョンまたはリビジョンの事前インストールを必要とすることで識別できます。 通常、MRはソフトウェアプログラムの信頼性を向上させることを目的としており、一般的に非常にリスクが低いため、常に最新の状態に保つことをお勧めします。
EBFは、緊急バグを回避または修正するためのメジャーバージョンまたはリビジョン向けパッチであり、新しい機能は含みません。 また、EBFはAppeon社の完全な品質保証プロセスを通過しないため、適用には比較的リスクがあります。 EBFは、付属のReadMeドキュメントを読むか、すでにインストール済みのメジャーバージョンまたはリビジョンを必要とする(適用できる)ことで識別できます。 Appeon社はEBFを推奨しません。 EBFの使用はすべてユーザー自身の責任で行ってください。
一般的なEnd of Lifeポリシー
ソフトウェアプログラムの各バージョンは、ソフトウェアプログラムが中止されない限り、新しい将来のバージョンに置き換えられます。 将来のメジャーバージョンは、技術の陳腐化、サードパーティベンダーによるサポートの中止、または代替機能の使用を含むさまざまな理由で、特定機能の廃止または廃止予定とする可能性、または特定のソフトウェア環境構成のサポート提供を中止する可能性があります。 廃止された機能(discontinued feature)とは、ソフトウェアプログラムから削除された機能を意味します。 廃止予定機能(deprecated feature)とは、(後方互換性のために)まだソフトウェアプログラムに含まれているが、今後は強化されないか、スタンダードサポートの対象にならない機能を意味します。
このEOLポリシーは、Appeon社のスタンダードサポートポリシーに基づき、現在Appeon社が計画しているさまざまなバージョンのソフトウェアプログラムに対するメンテナンスとテクニカルサポートの提供期間について説明します。 追加料金で提供されるプレミアムサポート[2]は、ソフトウェアプログラムがEOMMになってからEOLになるまでに発見された技術的な問題への支援を提供します。 スタンダードサポートまたはプレミアムサポートチケットを開くには、https://www.appeon.com/developers/get-help.html を参照してください。
以下の図1と図2は、End of Lifeタイムラインについて説明するものです。
製品の修正
ソフトウェアプログラムのリリース(GA)後、Appeon社はAppeonスタンダードサポートポリシーに従って製品の修正を提供します。 通常、Appeon社は定期的にリリースするMRで製品の修正を提供しますが、まれに特定または選択されたグループの顧客にEBFとして製品の修正を提供する場合があります。 Appeon社は、スタンダードサポートの有効期間中(ソフトウェアプログラムのNon-LTSバージョンは最低24か月、LTSバージョンは最低60か月)に製品の修正を提供します。 ケースバイケースで、Appeon社は解決策の実現可能性や変更によるリスクなど、問題の重大度によりプレミアムサポートの有効期間中に製品の修正を提供することがあります。
すべてのMRおよびEBFは、スタンダードサポートポリシーに従って提供されます。 このため、Appeon スタンダードサポートポリシーにあるとおり、MRまたはEBFを適用するには、事前に特定のMRレベルおよびリビジョンレベルへのアップグレードが必要になる場合があります。
End-of-Life (EOL) 通知
EOL通知は、サポート対象プログラムの特定バージョンに対するライフサイクル終了のアナウンスです。 EOL通知は、ソフトウェアプログラムのNon-LTSバージョンはメインストリームメンテナンス終了の12か月前、LTSバージョンはメインストリームメンテナンス終了の18か月前までにAppeonウェブサイトへ掲載します。 このため、AppeonウェブサイトのEOL通知は、定期的にチェックしてください。
メインストリームメンテナンス終了 (EOMM)
メインストリームメンテナンス終了(EOMM)は、Appeon社が該当するソフトウェアプログラムバージョンのスタンダードサポートを停止する日を意味します。 メインストリームメンテナンス終了前に、Appeon社はワークアラウンド、緊急バグFix(EBF)、メンテナンスリリース(MR)など、ソフトウェアバージョンのメンテナンスを積極的に提供します。 ただし、EOMMになると、一般的なエンジニアリングによるサポートは提供されません。 具体的には、Appeon社は該当するソフトウェアバージョンのソフトウェア不備に関するMRを提供しません。 また、EBFはプレミアムサポート料金を支払った顧客に対して限定的に提供される場合があります。
End of Life
End of Life (EOL)とは、ソフトウェアプログラムのバージョンに対して、すべてのテクニカルサポートを停止する日を意味します。 基本的にNon-LTSバージョンはEOMMから12か月後、LTSバージョンはEOMMから24か月後がEOLです。
[1] スタンダードサポートとは、Appeon Standard Support Planの契約条件に記載されているAppeon社または指定代理店が提供する標準的なメンテナンスおよびサポートを意味します。
[2] プレミアムサポートとは、EOMMからEOLまでに発見されたソフトウェア不備に対する支援を意味します。 この支援は追加のサポート料金を必要とし、通常はワークアラウンド、限られた状況ではEBFで提供されます。
※現時点では、日本市場に対して文中に記載されている プレミアムサポート の提供予定はありません。