お客様訪問記:勲章の賞状

ビルダーコラム

先日訪問したお客様の応接室にて、初めて本物の勲章の賞状(勲一等瑞宝章)を拝見しました。  賞状の冒頭は「日本国天皇は」という言葉で始まり、その会社の取り組みを称える内容でした。  因みに企業のトップが受賞するとその会社は、「瑞一企業」と呼ばれるようです。  賞状の最後には、受賞当時の内閣総理大臣のお名前がありました。  お客様の会社の創業は明治時代であり、受賞自体は昭和時代とのことですが、賞状自体から醸しだされる気とでも言いますか、お客様の会社の歴史というか、歴史の重みや尊さを感じるものでした。

両国橋

お客様との会話の中で、「あれ?賞状は初めてでしたか?最初にいらっしゃった時に見ませんでしたか?」と。  「えっ?そうでしたっけ?」と焦る私。  言われてみれば、以前大きな蔵のような建物の中でご挨拶をさせていただき、その時に飾ってあったのかもしれません。  その時は、むしろ歴史的な建物自体の荘厳な雰囲気に呑まれてしまい、そのことの記憶が先に浮かんでしまいました。

それにも増して、初めてのご挨拶の時のことを覚えていてくださったことに、胸が熱くなる思いでした。  「ずっとPBの営業ですか?」とお客様。  「ええ、2012年の事業移管以来、ずっとPBをやらせていただいています。」と私。

お客様とはひさしぶりのご挨拶だったのですが、PBシステムが変わらず社内で稼動しており、一度は他のソリューションも考えたけれど、やはりPBのデータウィンドウの良さばかりが再確認されるだけで、「こんなことPBだったら簡単にできるのになぁ」という熱い想いばかりが募り、もっぱら最近は、PB最新情報の収集に夢中になっているとのことでした。

ビジネスドキュメント

システム開発も適材適所、ということでAppeon PowerBuilderやPowerServerなど、盛り沢山のお打ち合わせとなりました。

歴史と格式があるお客様が、PowerBuilderに愛着と造詣を持っていただいていることに、本当に感謝と元気をいただいた気持ちでいっぱいの帰り道でした。

 

営業担当 Y

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