PowerBuilderが選ばれる理由
「結構、すごいぞ!PowerBuilderを使っている企業・団体・IT関連etc」でもご案内させていただいている通り、PowerBuilderはリリースから30年ほど経過した今もなお、本当に多くの、またさまざまなお客様にご利用いただいておりますが、具体的なお客様の情報や導入した経緯などは当ポータルサイトではご紹介できていない状況です。
やはり実際にご利用していただいている「お客様の声」は製品に関するご関心を深めていただくための重要なポイントだと思います。PowerBuilderがどのような業界のお客様に、またどのようにご活用されているかの情報を掲載する事で、ライセンス購入の意思決定や、既にご利用いただいているお客様のシステム改善・改革の一助となれば、また微力ながらクロスマーケティングにも繋がれば、という思いから、今回はパッケージ開発にPowerBuilderをご利用いただいているお客様2社に事例掲載に向けた取材にご協力いただきました。
詳細については近日中公開予定のお客様事例をご参照していただければと思いますが、ここでは先行してPowerBuilderを選定していただいた主な理由を簡単にご紹介したいと思います。
まず、どちらのお客様からも選定理由としてあげていただいたことは「開発生産性の高さ」です。1社様では、当時Windowsシステムを開発する際にC++かPowerBuilderのどちらを使用するかご検討されたとのことですが、生産性の高さによりPowerBuilderを採用するに至ったとお伺いしました。取材にご協力いただいたご担当者様の主観ではありますが、同じものをC++で作成するとなると、5倍~10倍程度の期間は掛かるだろうとのお話もいただきました。
この生産性の高さの所以としてはPowerBuilder独自のオブジェクトである「DataWindow」があげられます。まさに一度使うとやめられない、高生産性の要であるDataWindow。PowerBuilderをご利用した事がないお客様には是非一度お試しいただきたい機能です。
また、1社様では生産性の高さに加えもう1点「DBとの親和性の高さ」についても選定理由としてあげていただきました。PowerBuilderはODBC接続でPostgreSQLやSAP SQL AnywhereなどのDBの使用もサポートしていますが、Microsoft SQL ServerやOracle DBとネイティブに接続できる専用のインターフェースが用意されており、高レスポンスなアプリケーションを実装できます。取り扱うデータ量の多いシステムを開発する場合、どうしてもODBC接続だとレスポンスが低下する恐れがありますが、「お客様第一」を徹底しているユーザー様は、Oracleとネイティブで接続できるPowerBuilderを採用するに至ったとお伺いしました。
今回改めて取材形式で(実際のインタビュアーは私ではありませんが)お話を伺う事で、PowerBuilderが重要なシステムの開発に一役を担っている事を強く実感する事ができました。また取材に応じていただいたどちらのお客様も20年以上も前からPowerBuilderをご利用していただいており、歴史のながさも再確認することができました。
進化継続するPowerBuilder、2019バージョンからはC# Web APIを開発できる「SnapDevelop」も新たにバンドルされました。今まではクライアント/サーバー型アプリケーションの開発をメインにご利用いただくケースがほとんどでしたが、これからはn層構成のシステムの開発にもお役に立つ製品になりますので、活躍の場がどんどん広がっていくことと思います。
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