データウィンドウ内のタブ順序を動的に変更する

PowerBuilder Tips

方法

DataWindow 内のカラムのタブ順序は、SetTabOrder 関数を使用してスクリプトでタブ値を動的に変更することができます。

SetTabOrder 関数には引数が 2 つあり、最初のパラメーターにはタブ値を割り当てるカラム名、またはカラム番号を指定します。 2番目のパラメーターにはカラムに割り当てるタブ値を指定します。 なお、タブ値として 0 を指定するとそのカラムは読み取り専用となります。 SetTabOrder 関数が正常に終了した場合はカラムのタブ値が返され、エラーが発生した場合は -1 が返されます。

【例】

下記は dw_employee の 4 番目のカラムのタブ値に 0 を設定して読み込み専用にしています。設定変更前のタブ値を OldTabNum に退避させ、何かの処理を行ってからカラムのタブ値を元の値に戻しています。

integer OldTabNum

// カラムのタブ順序を 0 に変更し、OldTabNum に変更前のタブ値を退避します。
OldTabNum = dw_employee.SetTabOrder(4, 0)

... // 何らかの処理を行います。

// 4 番目のカラムを変更前のタブ値に戻します。
dw_employee.SetTabOrder(4, OldTabNum)

 

Tips情報

プロダクト :PowerBuilder

バージョン :2017R3

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