SaveAs で出力するデータのカラム名を変更する
2021/11/10
方法
SaveAs 関数で出力するデータのカラム名を指定するには、プロパティの dbName を変更します。
SaveAs 関数で第 3 引数の colheading に TRUE を指定することで、出力されるファイルにヘッダーとしてカラム名が追加されますが、このカラム名にはカラムの dbName プロパティの値 (テーブル名が付与されている場合はカラム名のみ) が出力されます。
dbName を変更することで出力されるファイルのヘッダーが変更されますが、このプロパティはデータウィンドウをデータベースに更新する際に使用されるため、変更後は元の値に戻すことをお勧めします。
【例】
integer li_column, li_count string ls_dbname[] // データウィンドウのカラム数を取得 li_count = Integer(dw_1.object.datawindow.column.count) // すべてのカラムの dbName プロパティを取得 FOR li_column = 1 TO li_count ls_dbname[li_column] = dw_1.Describe("#" + string(li_column) + ".dbName") NEXT // dbName を出力ファイルのヘッダー用に変更 dw_1.Modify("#1.dbName='商品名'") dw_1.Modify("#2.dbName='単価'") dw_1.Modify("#3.dbName='金額'") // ファイル出力 dw_1.SaveAs("sample.txt", Text!, true) // dbName プロパティを元に戻す FOR li_column = 1 TO li_count dw_1.Modify("#" + string(li_column) + ".dbName='" + ls_dbname[li_column] + "'") NEXT
Tips情報
プロダクト :PowerBuilder
バージョン :2019R3