データウィンドウの水平スクロールを任意の位置に移動する

PowerBuilder Tips

方法

データウィンドウの水平スクロールを任意の位置にスクロールするには、ドット表記またはデータウィンドウの Modify 関数を使用して、HorizontalScrollPosition プロパティを設定します。

設定できる値は 0 から 最大値 であり、最大値はデータウィンドウの HorizontalScrollMaximum プロパティから取得できます。

データウィンドウのプロパティの値を取得するにはドット表記または Describe 関数を使用します。なお戻り値は文字列であるため注意してください。

下記の例は、データウィンドウ (dw_1) の水平スクロールを中央に移動します。

【例】

// 変数の定義
String ls_maxpos, ls_modify
Integer li_newpos

// 水平スクロールの最大値を取得する
ls_maxpos = dw_1.Object.DataWindow.HorizontalScrollMaximum

// 取得した値を Integer 型に変換して 2 で割り、中央の値を求める
li_newpos = Integer(ls_maxpos) / 2

// HorizontalScrollPosition プロパティを設定する文字列を作成
ls_modify = "DataWindow.HorizontalScrollPosition=" + String(li_newpos)

// プロパティを設定する
dw_1.Modify(ls_modify)

 

Tips情報

プロダクト :PowerBuilder

バージョン :2019R3

Tips 一覧を見る
PowerBuilder マイグレーション
PowerBuilder学習、動画で始めちゃう?