Web APIを活用!

最近お客様と打ち合わせをさせていただいていると、「Web APIで連携する」ということを耳にすることが多くなりました。5月に和田興産様の活用事例『Web API 連携機能を活用し企業のデジタル化推進を実現』が当ポータルサイトに掲載されたから、ということもあるのかもしれません。先日も群馬のお客様との打ち合わせの中で、モバイルシステムとPowerBuilderのシステムをWeb APIで連携してみようか、といったお話が出て、適材適所にさまざまなシステムを組み合わせて総合的な利便性を高める、システムに対する考え方も柔軟だなと感じました。



Web APIというのは、Web上に公開されるAPI(Application Programming Interface)のことで、あるプログラムの機能を別のプログラムから利用するための仕組みのこと。確かに、自社のシステム開発のすべてを自分達で行うとしたら、相当な工数が必要になりますよね。活用できるものは有効活用しよう、あれこれ組み合わせて全体として要件を満たすシステムを開発しよう、異なる言語で開発されたシステムを繋げて連携させよう、そんな意図でWeb APIを活用するお客様が増えているようです。Web APIを利用する際の通信はHTTP/HTTPSによるものなので、それぞれのプログラムのプログラミング言語が異なっていても通信可能というのは、確かに利便性が高いと言えるかと思います。

おすすめのWeb APIについて調べてみたところ、Microsoft やGoogle、Amazon、Facebook、Apple、IBM、Twitter、Instagramなどなど、さまざまなWeb APIが公開されているようでした。この他にも、和田興産様の活用事例のように、お客様が既にお使いのクラウドサービスなどでもWeb APIを公開しているかもしれませんね。PowerBuilderのお客様の中には、PowerBuilderで開発した顧客管理システムと「それ、早く言ってよ〜」で有名な名刺管理ウェブサービスとをWeb APIで連携したり、日本郵便の郵便番号検索Web APIを用いて住所情報を自動入力させたりなど、活用の幅もいろいろと広がっているようです。

ここで、テクニカルブログに掲載されているWeb API連携の実践記事をいくつかご紹介いたします。








さすがサポート部、やってくれていますね。ところで、このPowerBuilderのWeb API連携機能は、バージョン2017以降でなければ使えない機能ですので、バージョン12.6以前のPowerBuilderをご利用のお客様は、ぜひこの機会に最新のPowerBuilderへのマイグレーションを♪

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