重複値を除外してグループ単位の値を集計する
2021/05/06
方法
データウィンドウでグループ単位となる値を集計する際に、すべての行を合計しないようグループごとに 1 件ずつを集計対象とするには、集計関数で DISTINCT を指定します。
グループ単位となるカラムでもデータウィンドウではすべての行で値を保持しているため、そのまま集計すると行数分のデータが集計されてしまいます。 これを回避するために、Sum、Avg、Percent などのデータウィンドウ集計関数では DISTINCT キーワードを利用することで指定したカラムでグループ化し、グループごとに 1 件のデータのみを集計対象とすることができます。
なお、DISTINCT キーワードを利用するにあたりデータウィンドウにグループを作成する必要はありません。
【例】同じ group_column ごとに 1 件ずつ value_column の値を合計する
Sum( value_column for all DISTINCT group_column)
value_column と group_column に同じカラムを指定することも可能です。
Tips情報
プロダクト :PowerBuilder
バージョン :2017R3