フォルダー内のファイルの一覧を取得しリストボックスに格納する

PowerBuilder Tips

方法

特定のディレクトリ内にあるファイルの一覧を取得し、リストボックスに格納するには DirList 関数を利用します。

構文

listboxname.DirList ( filespec, filetype {, statictext } )
引数 説明
filespec ファイルの一覧を取得したいディレクトリ、または格納するファイル名のパターンを指定します。格納するファイル名のパターンには “*.txt” のようにワイルドカードを指定できます。
filetype ファイルの種類を数値で指定します。ファイルの種類の詳細に関してはマニュアルを確認してください。
statictext (オプション) 取得したファイルが格納されているドライブまたはディレクトリを表示するスタティックテキストコントロールを指定します。”c:\temp\data\*.txt” のようにフルパスでファイルパターンを指定した場合、スタティックテキストコントロールに “c:\temp\data” が代入されます。フルパスを指定せずファイル名のみを指定した場合、スタティックテキストコントロールには現行のパスが表示されます。

下記の例はディレクトリ “c:\temp\data” 内の拡張子 txt のファイル一覧を取得し、リストボックス lb_1 に格納します。同時にスタティックテキストコントロール (st_1) の Text プロパティに “c:\temp\data” が代入されます。

【例】

// 読み書き可能な *.txt ファイルをリストボックスに格納する
lb_1.DirList("c:\temp\data\*.txt", 0, st_1)

 

Tips情報

プロダクト :PowerBuilder

バージョン :2019R3

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