PBL 内のオブジェクトの更新日時をスクリプトで取得する
2020/12/18
方法
オブジェクトの更新日時は PowerBuilder の組み込み関数 LibraryDirectory または LibraryDirectoryEx を使用して取得できます。取得できる情報はオブジェクト名、更新日付及びコメントです。LibraryDirectoryEx 関数では、加えてオブジェクトのデータ型も取得できます。
LibraryDirectory 関数の構文は以下の通りです。
LibraryDirectory ( libraryname, objecttype )
- libraryname
- フルパスの pbl ファイル名
- objecttype
- オブジェクトのタイプ。指定可能なオブジェクトタイプは以下のとおり。
DirAll! - すべてのオブジェクト
DirApplication! - アプリケーション オブジェクト
DirDataWindow! - データウィンドウ オブジェクト
DirFunction! - 関数オブジェクト
DirMenu! - メニュー オブジェクト
DirPipeline! - パイプライン オブジェクト
DirProject! - プロジェクトオブジェクト
DirQuery! - クエリ オブジェクト
DirStructure! - 構造体オブジェクト
DirUserObject! - ユーザ オブジェクト
DirWindow! - ウィンドウ オブジェクト
【例】PBL内の全オブジェクトの情報を取得します。
String ls_entries // sample.pbl からすべてのオブジェクト情報を取得 ls_entries = LibraryDirectory("c:\pb\sample.pbl", DirAll!)
一つのオブジェクトを1行で表したリストを返します。各行のデータは、次のようにタブで区切られます。
sample 2020/09/10 16:00:00 Generated Application Object d_sample 2020/09/10 11:00:00 w_sample 2020/09/10 11:00:00
Tips情報
プロダクト :PowerBuilder
バージョン :2017R3