PBL 内のオブジェクトの更新日時をスクリプトで取得する

PowerBuilder Tips

方法

オブジェクトの更新日時は PowerBuilder の組み込み関数 LibraryDirectory または LibraryDirectoryEx を使用して取得できます。取得できる情報はオブジェクト名、更新日付及びコメントです。LibraryDirectoryEx 関数では、加えてオブジェクトのデータ型も取得できます。

LibraryDirectory 関数の構文は以下の通りです。

LibraryDirectory ( libraryname, objecttype )
  • libraryname
    • フルパスの pbl ファイル名
  • objecttype
    • オブジェクトのタイプ。指定可能なオブジェクトタイプは以下のとおり。

DirAll! - すべてのオブジェクト

DirApplication! - アプリケーション オブジェクト

DirDataWindow! - データウィンドウ オブジェクト

DirFunction! - 関数オブジェクト

DirMenu! - メニュー オブジェクト

DirPipeline! - パイプライン オブジェクト

DirProject! - プロジェクトオブジェクト

DirQuery! - クエリ オブジェクト

DirStructure! - 構造体オブジェクト

DirUserObject! - ユーザ オブジェクト

DirWindow! - ウィンドウ オブジェクト

【例】PBL内の全オブジェクトの情報を取得します。

String ls_entries

// sample.pbl からすべてのオブジェクト情報を取得
ls_entries = LibraryDirectory("c:\pb\sample.pbl", DirAll!)

一つのオブジェクトを1行で表したリストを返します。各行のデータは、次のようにタブで区切られます。

sample	2020/09/10 16:00:00	Generated Application Object	
d_sample	2020/09/10 11:00:00		
w_sample	2020/09/10 11:00:00		

 

Tips情報

プロダクト :PowerBuilder

バージョン :2017R3

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