アプリケーションの起動時に付与されたパラメーターを取得する
2021/03/22
方法
PowerBuilder で作成されたアプリケーションは、起動時にパラメーターを付与することができます。たとえばコマンドラインで実行する場合に “appname.exe parm” のように実行ファイル名のあとに半角スペースを入れて値を指定します。
また、呼び出されたアプリケーションでは、渡されたパラメーターを CommandParm 関数、または application オブジェクトの Open イベントの引数である commandline で取得することができます。
なお、アプリケーションの Open イベント内では、CommandParm 関数ではなく引数の commandline でパラメーターを取得してください。
【例】
PowerBuilder アプリケーションから、別の PowerBuilder アプリケーションをパラメーター付きで実行する
// sample.exe 起動時にパラメーター parm1、parm2 を付与する Run("sample.exe parm1|parm2")
起動時に付与されたパラメーターを取得する
// sample.exe 内で起動時にパラメーターを取得 integer ll_pos string ls_pamr1, ls_pamr2 string ls_cmdparm // commandline から取得する場合 ll_pos = Pos(commandline, "|") ls_pamr1 = Left(commandline, ll_pos - 1) ls_pamr2 = Mid(commandline, ll_pos + 1) // CommandParm 関数から取得する場合 ls_cmdparm = CommandParm() ll_pos = Pos(ls_cmdparm, "|") ls_pamr1 = Left(ls_cmdparm, ll_pos - 1) ls_pamr2 = Mid(ls_cmdparm, ll_pos + 1)
Tips情報
プロダクト :PowerBuilder
バージョン :2017R3