アプリケーションの起動時に付与されたパラメーターを取得する

PowerBuilder Tips

方法

PowerBuilder で作成されたアプリケーションは、起動時にパラメーターを付与することができます。たとえばコマンドラインで実行する場合に “appname.exe parm” のように実行ファイル名のあとに半角スペースを入れて値を指定します。

また、呼び出されたアプリケーションでは、渡されたパラメーターを CommandParm 関数、または application オブジェクトの Open イベントの引数である commandline で取得することができます。

なお、アプリケーションの Open イベント内では、CommandParm 関数ではなく引数の commandline でパラメーターを取得してください。

【例】

PowerBuilder アプリケーションから、別の PowerBuilder アプリケーションをパラメーター付きで実行する

// sample.exe 起動時にパラメーター parm1、parm2 を付与する
Run("sample.exe parm1|parm2")

起動時に付与されたパラメーターを取得する

// sample.exe 内で起動時にパラメーターを取得
integer ll_pos
string ls_pamr1, ls_pamr2
string ls_cmdparm

// commandline から取得する場合
ll_pos = Pos(commandline, "|")
ls_pamr1 = Left(commandline, ll_pos - 1)
ls_pamr2 = Mid(commandline, ll_pos + 1)

// CommandParm 関数から取得する場合
ls_cmdparm = CommandParm()
ll_pos = Pos(ls_cmdparm, "|")
ls_pamr1 = Left(ls_cmdparm, ll_pos - 1)
ls_pamr2 = Mid(ls_cmdparm, ll_pos + 1)

 

Tips情報

プロダクト :PowerBuilder

バージョン :2017R3

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