PowerBuilderでインボイス対応 【QRコードへの道】番外編

以前から当サイトやメールマガジン等でご紹介をしておりますので、実際に開発を担当されている技術者の方々にとっては、『もう、インボイスはお腹一杯!』という状況かもしれませんが、いま少しお付合いください。


インボイス対応といっても、アプリケーション側の対応は多岐に亘るかと思いますが、まずは適格請求書の発行や会計作業の見直しなどが挙げられるかと思います。

昨今の市場トレンドもあり紙媒体の廃止が進んでいるとはいえ、まだまだ請求書、領収書、レシートの紙媒体は膨大で、ここにQRコードを印字するという需要も多くなっております。


そこで、PowerBuilder2017から搭載された新機能で活用されているのがWebAPI連携。

すでに作成されている外部サービスを利用する、WebAPI のサービスを経由して QR コードを生成する方法。また、PowerBuilder2019から搭載されているSnapDevelop IDE を利用して QR コード生成用 WebAPI を作成する方法などが挙げられますが、実装方法は各社様々にしろ、PowerBuilderを活用してインボイス対応を進めているお客様が多くなっていることは喜ばしい限りです。




また、PowerBuilderを取り巻く環境として、PowerBuilder経験者不足が挙げられます。

ただ、これは今に始まったことではなく、最近の動きとして自社で一からPowerBuilder技術者を育成しようという機運も高まってきているようです。


何らかの開発言語、開発ツール経験者に対する研修リクエストが多いですが、営業先でお客様とお話をしていると、『探す時間と手間を考えると、自社で育成した方が早い』というお話をお聞きすることも増え、その都度、当ホームページにも連載している【PowerBuilder入門】や、YouTubeで公開中の【PowerBuilder入門動画】をご紹介させていただいております。

ここで残念なことが、既に閲覧済みという多くのお声以外に、少なからず『知らない』『見たことが無い』というお声もお聞きし、今さらながら当社の発信力不足を痛感しております。


年末ということもあり、前向きなトピックスとともに、反省点も振り返ってみました。コロナ禍も徐々に落ち着きを取り戻すと想定し、2023年は4月の東京ビッグサイトでの展示会に加え、来年こそは是非、2019年12月に実施した弊社での集合研修を復活させたいと密かに願いつつ、今年最後のビルダーコラムを終わらせていただきます。


来年もどうぞよろしくお願いいたします。


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