PowerBuilder 2019 R3 日本語版 新機能+機能強化のご紹介

2019 新機能

2021 年 6 月 30 日・・・満を持して PowerBuilder 2019 R3 日本語版 (LTS) がリリースされました🎉

本バージョンでは、PowerBuilder アプリケーションの UI を刷新できる機能や C# を利用して Web API を作成できる IDE の搭載など、今までになかったさまざまな新機能が多数組み込まれています。

このページでは、PowerBuilder 2019 R3 日本語版 (LTS) のリリースに伴い提供しております「新機能 / 改善点のドキュメント」から、お客様の現在のご利用状況に合わせて表形式にて整理・分類してみました。ぜひ、ご検討の際の参考にしてみてください。

機能のタイプ 内容
SAP SAP 版以前の PowerBuilder を利用されているお客様向けの機能
APPEON Appeon 版 PowerBuilder 2017 を利用されているお客様向けの機能
NEW PowerBuilder を使ったことのない新規のお客様向けの機能
ALL すべてのお客様に魅力的な機能

表内での機能のタイプの表現の中で SAP+APPEON と表現されている場合は、左側の分類のお客様が先ず先にメリットを享受するというニュアンス (順番) で示しています。この場合は、SAP 版以前のお客様が先にメリットを実感されるという意味での表現となり、次いで APPEON 版 のお客様へのメリットがあることと考えます。

 

PowerBuilder 2019 R3 新機能 / 機能改修内容

新機能 : PowerBuilder 2019 以降で新たに機能追加されたもの (PowerBuilder 2017 R3 までは未実装)

新機能 機能のタイプ 備考
ランタイムと IDE の分離 APPEON+SAP 1 つの IDE でランタイムバージョンの異なる複数プロジェクトのネイティブアプリケーションの開発 / 保守作業を行うことが可能となり、開発効率 / メンテナンス性が向上するため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 の開発者様に有効な機能と考えられます。
PowerClient デプロイメント ALL クライアント / サーバー型アプリの課題であるアプリ配布の負担が軽減されるため、すべて開発者様に有効な機能と考えられます。
UI アクセシビリティと自動化のサポート ALL 利用方法によって RPA 化やテストの自動化が可能になるため、すべての開発者 / アプリ利用者様に有効な機能と考えられます。
Microsoft SQL Server の機能強化 ALL 新しいインターフェイス (MSOLEDBSQL SQL Server) の追加により今後も引き続きネイティブに SQL Server に接続可能となるため、すべてのアプリ利用者様に有効な機能と考えられます。
SAP+APPEON これまで利用してきたアプリケーションのメニュー構成と比べ見た目や操作性を大幅に変更できるため、マイグレーションの付加価値を期待される SAP 版以前の PowerBuilder のアプリ利用者様に有効な機能と考えられます。
新しい WebBrowser コントロール
APPEON+SAP 今までの古い仕組み (Microsoft Web Browser OLE コントロール) による Web ページの呼び出しから、組み込みの Chromium ベースのブラウザ利用や HTML 5 がサポートされるため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 のアプリ利用者様に有効な機能と考えられます。
C# 機能で PowerBuilder を強化する ALL C# 技術者も利用できる IDE (SnapDevelop) の追加や、PowerBuilder 資産を活かした Web API 開発が可能となり活用の幅が広がるため、すべての開発者様に有効な機能と考えられます。
SAP+APPEON これまで利用してきたアプリケーションの見た目を少ないコードで変更できるため、マイグレーションの付加価値を期待される SAP 版以前の PowerBuilder のアプリ利用者様に有効機能と考えられます。
新しい CompressorObject と ExtractorObject オブジェクト
APPEON+SAP PowerBuilder 単体で圧縮 / 展開機能を利用することが可能になるため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 のアプリ利用者様に有効な機能と考えられます。
新しい Windows 10 スタイルのアイコンおよび縮小画像 APPEON+SAP PowerBuilder 組み込み画像に Windows 10 スタイルのアイコンが追加されたため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 のアプリ利用者様に有効な機能と考えられます。
新しいオンラインインストーラー — Appeon Installer
NEW Microsoft Visual Studio に倣ったインストーラー形式に変更されたため、Visual Studio ユーザーでこれから PowerBuilder を利用しようと考えている開発者様に馴染みのある機能と考えられます。

 

機能強化 : 機能改善されたもの (処理速度の改善や効果範囲の拡大、見た目や機能がアップなど)

機能強化 機能のタイプ 備考
ソースコントロールの機能強化 「強化されたソース管理」の更なる機能強化
ライセンスの強化 APPEON+SAP 複数バージョンの PowerBuilder IDE を同一 PC で利用でき開発効率がアップするため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 の開発者様に有効な機能強化と考えられます。
PBU 変換で long 型をサポート APPEON+SAP Integer 型の範囲でのみ有効であった PBU 変換関数の測定値が Long 型まで範囲が広がったことにより今まで対応不可だった画面サイズにも対応可能となるため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 の開発者様に有効な機能強化と考えられます。
JSONParser および JSONGenerator の機能強化 「JSONGenerator の強化」「JSONParser オブジェクトの強化」の更なる機能強化
デフォルトとして NativePDF を使用する NEW+SAP サードパーティ製ツール無しで PDF 出力が可能な機能 (NativePDF) に関する機能強化なため、機能についてはこれから PowerBuilder を利用しようと考えている開発者様にメリットある機能と考えられます。
PowerBuilder IDE の機能強化 APPEON+SAP 「PowerBuilder 組み込み画像の検索機能の拡張」「PBL などのライブラリの保存場所の検索」など PowerBuilder 開発者、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 の開発者様に有効な機能強化と考えられます。
PowerBuilder ランタイムの強化 APPEON+SAP セキュリティ面が向上するため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 のアプリ利用者様に有効な機能強化と考えられます。
TX TextControlを内蔵エディターとして組み込み SAP+APPEON 2017 で組み込みのエディターが変更されたことで仕様や内容が大きく変更され、以前組み込まれていたエディターを利用する場合は別途購入する必要があったが、以前組み込まれていたエディターが無償で利用できるようになったため、 マイグレーション工数の削減にもつながる SAP 版以前の PowerBuilder の開発者様に有効な機能強化と考えられます。
64-bit 機能強化 APPEON バグによる機能改善のため、2017 の開発者様に有効な機能強化と考えられます。

 

機能拡張 : 機能拡張されたもの (従来より、機能が広がった、多くなった)

機能拡張 機能のタイプ 備考
デモアプリの変更 ALL PowerBuilder 開発方法の参考となるサンプルアプリが追加されるため、すべての開発者様に有効な機能拡張と考えられます。
PowerBuilder IDE の機能強化 APPEON+SAP 「オブジェクトブラウザの機能拡張」「ドロップダウンデータウィンドウを直接開ける機能」など地味だが開発効率がアップするため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 の開発者様に有効な機能拡張と考えられます。
RibbonBar の機能強化 「新しい RibbonBar コントロール」の機能拡張
WebBrowser の機能強化 「新しい WebBrowser コントロール」の機能拡張
HTTPClient の機能強化 「HTTPClient オブジェクトの強化」の更なる機能拡張
64-bit リッチテキストエディターのサポート APPEON+SAP 今まで 32-bit リッチテキストエディターのみ利用可能であったが、64-bit のリッチテキストエディターが利用可能となり活用の幅が広がるため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 の開発者様に有効な機能拡張と考えられます。
PostgreSQL の機能強化 SAP+NEW 2017 より DB のサポート環境として PostgreSQL が追加されその機能拡張にあたるため、PostgreSQL ユーザーや DB マイグレーションと併せてマイグレーションを検討が可能な SAP 版以前の PowerBuilder のアプリ利用者様にに有効な機能拡張と考えられます。
インストーラーの機能強化 「新しいオンラインインストーラー — Appeon Installer」の機能拡張
更新されたシステム要件 APPEON+SAP より最新に近い環境に対応できるため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 のアプリ利用者様に有効な機能拡張と考えられます。
強化された UI テーマ 「新しい UI テーマ」の機能拡張
強化された CoderObject および CrypterObject NEW+SAP 2017 より追加されたデータのエンコード、デコードに関する機能拡張であり、データ暗号化の機能が PowerBuilder に備わっていることをこれから PowerBuilder を利用しようと考えている開発者様に紹介できる有効な機能と考えられます。
強化された ExtractorObject 「新しい CompressorObject と ExtractorObject オブジェクト」の機能拡張
NEW+SAP 2017 より追加された機能で Git / SVN でもソース管理が行えるようになったため、トレンドな機能も PowerBuilder に備わっていることをこれから PowerBuilder を利用しようと考えている開発者様に紹介できる有効な機能と考えられます。
AscentialTest を使用したデータウィンドウのテスト ALL テスト工数をカットできるため、すべての開発者様に有効な機能拡張と考えられます。
その他の新機能・変更点 APPEON+SAP 「シングルラインエディットコントロールのプレースホルダー機能拡張」など、作成済みのアプリケーションに対してユーザビリティを向上できる機能拡張ため、頻繁にマイグレーションを実施している 2017 の開発者様に有効な機能拡張と考えられます。
RESTClient オブジェクトの強化 NEW+SAP 外部に公開されている Web API 連携に関する機能が強化されより利用しやすくアプリを拡張できるため、機能についてはこれから PowerBuilder を利用しようと考えている開発者様にメリットある機能と考えられます。
HTTPClient オブジェクトの強化
JSONPackage オブジェクトの強化
JSONGenerator の強化
JSONParser オブジェクトの強化
新しい Import および Export JSON 関数
新しい JSON フォーマット
PBC 機能強化 SAP 2017 より追加されたコンパイラ機能だけを単体で利用できる機能の拡張で、コンパイルのたびに手を止めることを回避でき開発効率アップの可能性もあるため、これからマイグレーションを検討されている SAP 版以前の PowerBuilder の開発者様に有効な機能と考えられます。
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